亀頭ブツブツ除去の術後に気を付けるポイント
セックスの際に、ぺニスをセックスパートナーに見せることは必然とも言える行為です。しかし、亀頭部分にブツブツが浮き上がっているため、セックスパートナーに気味悪がられるなど、メンタル的にショックを与えられる経験をされた方もいらっしゃることではないでしょうか。
このブツブツは、尖圭コンジローマという性感染症による疾患によって引き起こされるものやフォアダイスと呼ばれる、生まれつき亀頭に現れるブツブツが主な原因として考えられ、どちらも亀頭ブツブツ除去手術によって治療を施さないと、治ることはありません。施術希望者がこの症状のどちらに当てはめるかは、術後の経過を見守るのも重要です。
ブツブツの原因を見極めるのが無理なく治療するためのポイント
亀頭に現れるブツブツは主に尖圭コンジローマかフォアダイスによって発症するものです。この二つの症状は再発する可能性があるということで共通しており、どちらの疾患に当てはまるか区別することが難しいことでも知られています。実際に、医療機関でも誤診によってブツブツが尖圭コンジローマによって引き起こされたもので、早期治療が叶わず状態がかなり深刻化してしまった事例も実在します。
そのため、亀頭ブツブツ除去手術の術後も専門機関での診察や検査を怠ることなく継続するのが重要で、後々取り返しの付かない事態に発展しないためにも非常に重要なポイントです。施術で亀頭を綺麗にしても、それで治療が終わったと独断で勝手に決めつけるのではなく、専門医による指導を仰ぎながら時間をかけて治すのが大切だと言えます。
尖圭コンジローマによって引き起こされたものなら、手術で除去するだけでは根本的な解決にはなりませんので、性感染症治療として改善に取り組む必要があります。性感染症は放置する期間が長ければ長いほど、次第に悪化の一途を辿る非常に厄介な性質を持っているため、亀頭ブツブツ除去だけで治療を終わらすことなく術後も警戒を怠ってはなりません。
綺麗に治すためには私生活での行動にも注意すること
亀頭ブツブツ除去手術には、電気焼灼によってブツブツ部分を焼き物切るか、炭酸ガスレーザーで患部のブツブツを除去するのが主な方法で、施術そのものにかかる時間も短く手術中の痛みも少し感じるぐらいで済みますので、施術者にかかる負担は少なめですが、術後のケアや患部に対する気配りを怠ってはなりません。
患部の状態によって個人差がありますので一概には言えませんが、手術後一週間ぐらいは患部に軟膏を塗りガーゼと包帯で傷口を覆う必要があり、術後の陰茎のケアを毎日充分に行わないと患部に炎症が起きてしまい、傷口が膿んだりするなど症状が悪化する可能性が生まれます。亀頭のブツブツをレーザーなどで直接取り除く手術のため入院が必須というイメージもありますが、施術後はその日の内に帰宅出来ることもあって、安心感も重なりついつい陰茎のケアを手抜きに行いがちですが、きちんと労ることが大切です。
また、患部を濡らさないようにすれば手術の当日からでもシャワーが可能ですが、湯船に浸かる入浴は手術から4日ほど経過しなければ厳禁ということを忘れてはなりません。手術直後は入浴など日常生活面でもいろいろ制約がかかってしまいますが、きちんと守って治療に専念するのがポイントです。
かさぶたを無理に剥がすと跡になって残る
亀頭ブツブツ除去手術によって亀頭部分のブツブツを取り除くと、その部分にかさぶたが出来上がります。亀頭ブツブツ除去手術は、施術後も入院の必要もなくその日の内に帰宅出来ますが、その分自己管理が重要になってきます。傷口にかさぶたが出来上がり、時間が経つに連れて患部に段々痒みが発生しますが、この時に無理にかさぶたを剥がしてしまいますと、亀頭部分に傷痕が残ってしまいます。
陰茎全体の中でも特に目立つ部分である亀頭に傷痕が残ってしまいますと、セックスの際にもその部分が際立ちセックスパートナーにもヴィジュアル的に悪い印象を与えてしまいます。そのため、触れずに放置することが大切で、時間の経過と共に自然と剥がれ落ちますので、治療が完結するまでいじくり回すのは厳禁です。
患部にかさぶたが覆い被さっている状態は、身体の治癒力によって治療が進行している状態ですので、無理やり剥がしてしまうと治癒の邪魔をしてしまうことになります。ブツブツが除去され尚且つ綺麗な亀頭を手に入れたいなら、多少の痒みは我慢して自然に剥がれるのを待ちましょう。そうすれば、セックスパートナーに躊躇することなく見せつけることが可能な、美しい陰茎を手に入れることが可能です。
まとめ
亀頭のブツブツは見た目的にもグロテスクで、セックスパートナーに性感染症の疑いを持たれるなど、男性のメンタル面にショックが与えられ自信を無くすことにも繋がります。亀頭ブツブツ除去手術によって患部は綺麗に治療が可能ですが、ブツブツの原因は人体に害の無いフォアダイスのケースや、根治が困難な性感染症である尖圭コンジローマであるケースが考えられますので、術後も診察や検査を継続する必要があります。
決してブツブツを除去する治療だけで完結するのではなく、性感染症発症の可能性も含めて根気良く治療していくのが、陰茎に対する自信を取り戻すためにも健康的な毎日を送るためにも重要です。